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Ena Garden ブログ

便秘は死亡リスクUPしてしまう!?

こんにちはEnaGardenです。

腸内細菌が身体に与えるさまざまな影響がわかってきましたが、「慢性的な便秘で死亡率がUPする!?」ってご存知でしたか?

◆便秘が続きと死亡率が上昇!!

最近の研究で便秘の人は死亡率が高まるという結果が出ています!日本で行われた排便頻度の低い人は、多い人に比べて循環器系疾患の死亡リスクが有意に増加するという結果に。便秘の人では身体に良い影響を与える短鎖脂肪酸の中でも、特に酪酸菌が減少しており、食べたものが大腸を通過する時間が長くなることもわかっています。

◆腸内細菌だけではない!「腸管バリア」に注目

腸の上皮細胞は粘膜層に覆われていて、水分や栄養の吸収を担うとともに。有害な菌や物質などの侵入を防ぐバリア機能が備わっています。しかし、ここに炎症が起こり、腸管がむき出しになると病原体などが侵入し、消化器官疾患だけでなく、肥満や糖尿病、肝臓や腎臓の疾患、精神疾患などさまざまな病気を引き起こす原因になります。腸管バリアを守るには水溶性食物繊維の摂取などで、短鎖脂肪酸の中でも酪酸菌を生成することが有効と考えられます。

◆運動で短鎖脂肪酸の中の酪酸菌がUP!

食事だけでなく運動習慣も腸内細菌のバランスに影響を与えます。息が上がる程度のやや強めの運動を30分〜60分間、これを週に3回×6週続けると身体にさまざまな良い影響を与える短鎖脂肪酸の中の酪酸菌が増えると言われています。しかし、運動の習慣を止めると酪酸菌も減ってしまうので継続することが重要です!!

◆加齢とともに便秘の方が増加する

年齢を重ねると体の様々な機能が低下しますが腸の働きも影響します。腸の働きが低下&便を押し出す力の低下です。特に女性は更年期による女性ホルモン低下の影響で便秘になる方が多く、ホルモンバランスが崩れると自律神経も乱れやすく、かつ、更年期の様々なストレスが加わりさらに便秘がちになるという悪循環に。

便秘を軽く考えていると心臓の病気・脳血管の病気のリスクが高まります。4日に1回以下しか排便しない方は、1日1回以上排便する人に比べて狭心症、心筋梗塞で死亡する危険が1.45倍、脳卒中で死亡する危険性は2.19倍とも言われています。「最近便秘がちになったな・・。」と気になった際は早めに便秘改善のケアをしましょう!ハンドセラピスでお腹のマッサージで腸活するのもオススメですよ☆


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